2235億円補強のド軍に浮上した補強案 米メディア指摘の弱点…“獲得すべき”26歳

ドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:荒川祐史】
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:荒川祐史】

「ブリーチャー・レポート」が提言「獲得すべき選手」

 大谷翔平投手、山本由伸投手がプレーするドジャースについて、米メディアがトレード補強を提案。「獲得すべき選手を1人提案する」と言及した。

 米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・レポート」が24日(日本時間25日)付でザカリー・D・ライマー氏が「MLBトップ球団がトレード・デッドラインで最も必要としているもの」のタイトルでコラムを掲載した。

 記事によると、今シーズンの試合の約半分が終了し、7月30日のトレードデッドラインが迫る中、MLBの上位10球団(好成績を残している10球団)について、最も切実なニーズを考え、その解決策として獲得すべき選手を1人提案する、としている。

 ドジャースに対しては外野手が必要としている。先発投手、リリーフ、ミドルフィールダー(二塁手・遊撃手)など、強化したい部分が数多くある。が、彼らの最大のニーズはラインナップの後半にもっと力が欲しいということだ。さらに外野の2つのポジションも改善の余地があるので、外野手でラインナップの後半を強化できる選手が理想的だとしている。

 ドジャースの現状の外野陣は左翼にテオスカー・へルナンデス、中堅にアンディ・パヘス、右翼にジェイソン・ヘイワードの布陣が軸となっている。そのなかで重要な時に、打撃でインパクトを与えている選手はへルナンデスぐらいだろう。

 へルナンデスとパヘスはともに右打者なので、左打者を加えることでラインナップのバランスが良くなる。この(獲得する)選手が複数のポジションもカバーできればさらに良いだろう。

 そこでドジャースはマーリンズの26歳、ジャズ・チザムJr.外野手の獲得すべき、と提言している。今季は、2022年のオールスターレベルのパフォーマンスは見せていないが、OPS.777、ホームラン10本、盗塁13という成績は悪くない。さらに、中堅手に転向する前はミドルフィールダー(二塁手・遊撃手)だった。彼を獲得して、彼のかつてのスキルを引き出すことができれば、ドジャースは大きな利益を得ることができるだろう、としていた。

 ドジャースがプレーオフ進出へ向け、さらに補強に動くのか動向が注目される。(文中の成績は米メディア掲載時のもの)

(Full-Count編集部)

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