大谷翔平には珍しい「9/30」 “自己最遅”弾で生まれた珍光景「控えめなホームラン」
大谷翔平はホワイトソックス戦で151キロ弾を放った
【MLB】ドジャース 4ー3 Wソックス(日本時間26日・シカゴ)
ドジャース・大谷翔平投手は25日(日本時間26日)、敵地・ホワイトソックス戦でリーグトップ独走の24号ソロを放った。打球速度93.8マイル(約151キロ)はメジャー通算195本目でキャリア最遅弾となった。爆速が“代名詞”でもある大谷だけにファンも「控えめなホームラン」などとコメントを寄せた。
「1番・指名打者」で出場すると、初回の第1打席でクリス・フレクセン投手が投じた5球目、72.9マイル(約117.3キロ)のカーブを捉えた。右翼手のトミー・ファム外野手がジャンプし、グラブに当たってスタンドイン。大谷は一、二塁間の間まで行ったところで慌てて帰塁。一塁ベースを踏み直した。打球速度93.8マイル(約151キロ)、飛距離376フィート(約114.6メートル)の一発だった。
MLB公式サイトのデータサイト「ベースボール・サバント」によると、24号はキャリアで最遅弾。これまでの最も打球速度が遅い本塁打は2024年4月26日(同27日)にブルージェイズのクリス・バシット投手から打った打球初速96.1マイル(約154.7キロ)の7号ソロだった。
今季の最速弾は、4月23日(同24日)にナショナルズのマット・バーンズ投手から打った初速118.7マイル(約191キロ)の6号ソロ。24号との差は22.6マイル(約36.4キロ)もあった。
さらにMLB公式サイトのデータサイト「ベースボール・サバント」が運用する本塁打速報によれば、約114.6メートルの一発はメジャー30球団の本拠地のうち9球場で入る当たりだったという。
大谷の“貴重”な一発にファンは「自身最遅のホームランっていうポスト見ました。そっかぁ」「控えめなホームラン。しかしあの緩いカーブを軽く振ってあそこまで飛ぶの」「それでもショウヘイ・オオタニはホームランを打った」「たった93.8マイル」などとコメントしていた。