大谷翔平の「1124億円契約はバーゲン」 米納得、裏付ける“真っ赤”「100-100-100-100」

ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

大谷は79試合で打率.322、25本塁打、OPS1.045と圧倒的な打棒を披露

 ドジャース・大谷翔平投手は27日(日本時間28日)時点で打率.322、25本塁打をはじめリーグ8冠を記録している。61打点もトップまで4差で、3冠王も視野に入る。さらに、最新データで見ても衝撃の数字が並び、米ファンからは「クレイジー」「GOAT(史上最高の意味)」との声が上がっている。

 MLB公式サイトのデータサイト「ベースボール・サバント」は、データ解析システム「スタットキャスト」を基にしたパーセンタイル・ランキングを公開している。上位1%に入る選手を100とし、下位1%の選手が1と評価される。90以上=上位10%に入ると、指数は赤く表示されるようになり、簡単に言えば“真っ赤”の選手はそれだけ優れた選手と言える。

 大谷のページを見るとまさに“真っ赤か”に染まっている。打撃カテゴリーの上からxwOBA(打球の角度や速度を元に得点を予想する期待値)、xBA(打球の角度や速度を元に打率を予想する期待値)、XSLG(打球の角度や速度を元に長打率を予想する期待値)、平均打球初速の4項目連続で100。バットスピード93、バレル率は99、ハードヒットも100と、ほぼすべての項目で“満点”を記録している。

 このページを見た米ファンも脱帽の様子。「7億ドル(約1124億円)契約はバーゲンだった」「クレイジー」「GOAT」「ピッチャーじゃなかったとしてもクレイジーだけど、オオタニはエースピッチャーでもある。本当に恐ろしいことだよ」などとコメントが寄せられた。

 大谷は27日(同28日)時点で79試合に出場し、打率.322、25本塁打、61打点、OPS1.045と圧倒的な打棒を披露。MVP投票で重要視される勝利貢献を示すWARも、リーグ1位の4.5(ベースボール・リファレンス版)を記録しており、指名打者史上初のMVP受賞にも期待が寄せられる。

【実際の画像】“真っ赤”に染まった大谷翔平 米データサイトを席巻する「100-100-100-100」

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