広島33歳が復活告げる衝撃の0.80 無双続けて35回1/3…球団記録に“王手”で「凄すぎ」

巨人戦に先発した広島・大瀬良大地【写真:小林靖】
巨人戦に先発した広島・大瀬良大地【写真:小林靖】

広島・大瀬良大地は連続無失点を35回1/3に伸ばした

■広島 2ー1 巨人(29日・東京ドーム)

 広島・大瀬良大地投手が29日、東京ドームでの巨人戦に先発し、白星はつかなかったが6回1/3を4安打無失点に抑える好投。5月31日から続く連続無失点を35回1/3に伸ばした。今村猛の34回を抜き、球団歴代2位の数字となりファンは「エースを超えて大黒柱」と絶大な信頼を寄せている。

 大瀬良は5月31日のソフトバンク戦での2回からゼロ行進をスタート。6月7日のロッテ戦でノーヒットノーランを達成するなど、驚きの安定感を継続させている。

 この日は7回1死一塁から岡本和真内野手に左翼線二塁打を浴び二、三塁のピンチを招いたところで降板。マウンドを引き継いだ塹江敦哉投手、森浦大輔投手が“1人一殺”で切り抜けると、大瀬良も右拳を握りながらベンチを飛び出して森浦を迎えた。

 無失点記録が始まった5月31日に「1.27」だった防御率は、この日での5試合の登板を経て「0.80」まで向上した。球団記録は大竹寛の43イニング。大瀬良が次回登板で8イニングを無失点で投げ切れば更新する。

 止まらない33歳。DAZNが「鯉のミスターゼロ」と銘打ち、大瀬良の投球動画を公式X(旧ツイッター)に投稿。ファンは「今日も良く投げた」「投げる度に防御率下がっていく」「史上最強の投手」「月間防御率0.00達成」「半端ないって」などと称賛していた。

【実際の映像】広島・大瀬良は「鯉のミスターゼロ」…足かけ5試合ゼロ行進にファン「半端ないって」

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