怪物が捉える大谷翔平の背中 衝撃の身体能力、破壊力抜群のバットで浮上した“格”

パイレーツのオニール・クルーズ【写真:ロイター】
パイレーツのオニール・クルーズ【写真:ロイター】

パイレーツ・クルーズの一撃で4位タイに浮上

【MLB】パイレーツ 4ー2 ブレーブス(日本時間1日・アトランタ)

 ドジャース・大谷翔平投手に迫る“怪物”に注目が集まっている。30日(日本時間7月1日)に行われたブレーブス戦の5回、身長201cmで遊撃を務めるパイレーツのオニール・クルーズ内野手が打球速度117.3マイル(約188.8キロ)の強烈な本塁打を放ち、MLB公式サイトのサラ・ラングス記者が自身の公式X(旧ツイッター)で、球界屈指のパワーを示す記録を紹介した。

 超速アーチに注目した同記者は「スタットキャスト導入後(2015年から、プレーオフ含む)の打球速度117マイル(約188.2キロ)以上の本塁打数」として選手名を列記した。大谷らすでにメジャーのトップに君臨する大砲の中に、クルーズもランクインしている。

 1位はヤンキースのジャンカルロ・スタントン外野手で21本、同じくヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が9本で2位に続いた。3位は5本でドジャースの大谷翔平投手。クルーズは3本を記録しており、フィリーズのカイル・シュワーバー外野手やブルージェイズのブラディミール・ゲレーロJr.内野手と並んで4位タイとなっている。

 25歳のクルーズは、メジャー4シーズン目を迎え、着実に存在感を増してきている。デビューした2021年は2試合出場に終わったが、翌22年には87試合出場で2桁となる17本塁打を放ち、遊撃からの爆速送球は度々ファンの度肝を抜いていた。今季は打率.239、12本塁打36打点、出塁率.294、長打率.429、OPS.723とまだまだ発展途上ではあるものの、メジャー屈指の身体能力から繰り出される打棒と肩で球界にインパクトを与え続けている。

(Full-Count編集部)

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