顔面死球でシーズン終了→再び起こった“悪夢” 大谷元同僚を襲った150キロが「本当に恐怖」
エンゼルスのウォードが頭部死球→代走を送られ途中交代
【MLB】タイガース 7ー6 エンゼルス(日本時間1日・アナハイム)
エンゼルスのテイラー・ウォード外野手が6月30日(日本時間7月1日)、本拠地でのタイガース戦で頭部に死球を受けた。その後、代走が送られ途中交代。地元放送局「バリースポーツ・ウエスト」のレポーター、エリカ・ウエストンさんも「本当に恐怖ですね」と心配そうに見守った。
「3番・左翼」で出場し、9回先頭で迎えた第4打席だった。右腕ミラーが投じた93 マイル(約149.7キロ)のフォーシームが頭部に直撃。ボールは跳ね返らず地面に落ち、ウォードは立ち上がったまま膝に手をついた。捕手が心配そうに見守る中、自ら歩いたが、代走が送られ途中交代した。
ウォードは昨年7月に死球で顔面を骨折。そのままシーズン終了となった。ウエストンさんによると、ロン・ワシントン監督がウォードは無事であることを試合後に明かし、ヒンチ監督とミラーから謝罪を受けたという。
ここまで81試合に出場し、打率.243、14本塁打、43打点、OPS.767。今季から大谷翔平投手がドジャースへ移籍し、トラウト、レンドンら主力が離脱しているだけに、さらなる離脱は避けたいところだ。