ジャッジ、83試合ですでに“MVP級の活躍” 衝撃の「5.9」…3冠王も視野「狂ってる」

ヤンキースのアーロン・ジャッジ【写真:ロイター】
ヤンキースのアーロン・ジャッジ【写真:ロイター】

ジャッジはWAR「5.9」…2021年のMVPハーパーに並ぶ数字

 ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手は今季、メジャートップの31本塁打、82打点をマークし、衝撃の打棒を披露している。MVP争いで重要視されるWARは「5.9」。83試合の出場でナ・リーグMVPを受賞した2021年のブライス・ハーパー内野手(フィリーズ)に並んだ。

 ジャッジは6月30日(日本時間7月1日)の敵地・ブルージェイズ戦で4戦ぶり31号を放った。2冠だけでなく打率はリーグ2位の.316。3冠王も射程圏内となっている。

 メジャーリーグのMVP争いでは、打撃、走塁、守備、投球を総合的に評価して選手の貢献度を表す指標「WAR」が重要視される。米データサイト「ベースボール・リファレンス」で、ジャッジは5.9となっている。2021年のハーパーは141試合に出場し、打率.309、35本塁打、84打点、OPS1.044でMVPを受賞していた。

 もちろん全てがWARで決められるわけではない。2021年で見ると、ハーパーの5.9はナ・リーグ9位。1位はフアン・ソト外野手(当時ナショナルズ)の7.1だった。今季もジャッジが5.9に対し、ガナー・ヘンダーソン内野手(オリオールズ)が6.1でリードしている。とはいえ、異次元ペースで本塁打を量産するジャッジにファンは「明日にでもMVPを獲得させよう」「これは狂っている」と驚く声が寄せられた。

(Full-Count編集部)

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