敵地やワイン名産地でも感じる大谷人気 記者がHRキャッチしたファンを取材する理由
ドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】ジャイアンツとの敵地最終戦「ショウヘイ・オオタニのサンフランシスコでの今季最終戦です」
耳を疑った。6月30日(日本時間7月1日)の試合開始3時間前、ジャイアンツの本拠地オラクルパークのスタンドでは、一般客向けのスタジアムツアーが行われていた。
「今日はショウヘイ・オオタニのサンフランシスコでの今季最終戦です」
確かにそれはそうだけど、ジャイアンツにとって宿敵のドジャース・大谷翔平を大々的に紹介するとは……。名前がアナウンスされる度の大ブーイング、ジャイアンツ投手が空振り三振を奪った時の大歓声も凄かったが、異次元のスター性を感じさせる一幕だった。
ワインの名産地でも感じた大谷人気…愛犬・デコピンへ贈り物
先日は休日を使ってサンフランシスコ・ベイエリア北部にあり、ワインの名産地として知られるナパバレーへ。大谷の愛犬・デコピンのアメリカ名・デコイ(Docoy)と同じ名前のワインを販売する「ダッグホーン・ヴィンヤーズ」の関係者に話を聞いた。今年4月にデコピンへデコイワインのぬいぐるみを贈っていたからだ。
デコイワインのぬいぐるみは非売品。デコピンのために特注したものだという。そして送り主は大のアスレチックスファン。つまり大谷が昨季まで所属したエンゼルスの同地区ライバルのファンだった。
「SNSでオオタニの犬の名前を知って、うちのワインと同じだと思って。嬉しくなって作ったんです。オオタニはアメージングな選手です。投打で一流レベルの選手は、これからでてくるかわかりません。いつかデコイと一緒に来て欲しいですね」
球場だけでなく、ワインの名産地でも大谷トーク――。たとえ、相手が“初めましての人”でも「オオタニ」を話題にコミュニケーションを取れる。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)