覚醒したエ軍打者に緊急事態 打率.315の27歳に不運…米嘆き「離脱したら終わりだ」
レンヒーフォが負傷交代
【MLB】アスレチックス5ー0 エンゼルス(日本時間4日・オークランド)
エンゼルスのルイス・レンヒーフォ内野手は3日(日本時間4日)、敵地でのアスレチックス戦の9回に負傷交代。ファウルを打った際に右手を痛めたような仕草を見せ、代打が送られた。チームトップの打率.315を記録していただけに、離脱となれば大きな痛手となる。
5点ビハインドの9回、高め直球をファウルにすると、右手を振って苦しそうな表情を見せた。ロン・ワシントン監督やトレーナーらが駆け寄り状態を確認すると、代打を送られて交代となった。レンヒーフォはベンチに戻っても右手を抑え、裏へと消えていった。
米メディア「ジ・アスレチック」のサム・ブラム記者によると、試合後にワシントン監督はレンヒーフォが手首に痛みを感じていたと話していたという。レンヒーフォは一時ア・リーグ打率トップとなるなど、試合前の時点で同2位の打率.319と気を吐いていた。
昨オフに大谷翔平投手が去ったチームは、マイク・トラウト外野手、アンソニー・レンドン内野手ら大物選手が序盤に相次いで負傷。今季も苦しい戦いを強いられている。野球専門の米データサイト「ファングラフス」によると、プレーオフ進出確率は試合前の時点で0.5%となっている。この日の試合にも敗れ、地区最下位のアスレチックスに連敗。カード負け越しが決まった。
負傷交代にはX(旧ツイッター)では「最高の打者を失った」「最悪だ」「離脱したら終わりだ……」と嘆きの声が上がっていた。