西武、降雨コールドで巨人に勝利 打線つながらずオリ完封負け 6日ファーム結果
オリ比嘉が実戦復帰…1回無安打1奪三振無失点
パ・リーグ球団主催のファーム公式戦が6日、2試合が行われ、西武は巨人に6-3で降雨コールド勝ち。オリックスは0-3で中日に敗れた。
西武先発の與座海人投手は初回、フリアン・ティマ外野手の適時二塁打で先制を許す。2回に勝ち越しに成功するも、4回にエスタミー・ウレーニャ内野手の6号ソロを浴びると、5回は秋広優人内野手の適時打で同点に追いつかれた。
それでも5回、1死満塁から渡部健人内野手が粘って押し出し四球を選び、勝ち越しに成功。さらに、高木渉外野手の適時打などで2点を追加し、スコアは6-3に。直後の6回、2番手・井上広輝投手が先頭を見逃し三振に切ったところで大雨が振り出し一時中断。天候の回復が見込めず、降雨コールドにより試合終了となった。
オリックスの先発・高島泰都投手は、2回以降毎イニング走者を背負うも、無失点で切り抜ける。しかし5回表、1死二塁から後藤駿太外野手に1号2ランを被弾し、先制を許した。一方の打線は、4回以外は走者を出したものの、得点につなげられず。7回には1死満塁の好機を作るも、後続が併殺打に倒れた。
直後の8回、4番手・前佑囲斗投手が2死満塁のピンチを招き、押し出し四球で1失点。試合はそのまま0-3で終了した。敗れたオリックスは、高島が5回95球6安打3四死球3奪三振2失点だ。なお、左膝の鵞足(がそく)炎で離脱していた比嘉幹貴投手は、4月19日以来の実戦登板。1回10球無安打無四死球1奪三振無失点だった。
(「パ・リーグ インサイト」編集部)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)