“チンタラ走塁”が響いて敗戦「本当に酷い」 直近10戦で2勝…大失速のヤ軍に「言葉がない」

レッドソックス戦に出場したヤンキースのアンソニー・ボルピー【写真:ロイター】
レッドソックス戦に出場したヤンキースのアンソニー・ボルピー【写真:ロイター】

先制機を怠慢走塁で逸したヤ軍…4連敗で首位オリオールズと3ゲーム差に

【MLB】Rソックス 5ー3 ヤンキース(日本時間6日・ニューヨーク)

 ヤンキースが下降線をたどっている。5日(日本時間6日)のレッドソックス戦に、延長の末に敗れて4連敗。地区首位のオリオールズとのゲーム差は3に開いた。序盤のチャンスでアンソニー・ボルピー内野手が怠慢走塁。先制機を逸したのも響いた。ファンは「もう言葉がない」「このチームは今、本当に酷い」と声をあげている。

 両軍無得点の3回、ヤンキースは1死一、三塁とし、ベン・ライスが一ゴロを放った。一塁手のゴンザレスは一塁ベースを踏み、打者走者をアウトにしてから二塁へ送球。一走のDJ・ルメイヒューがタッチアウトになった。

 ルメイヒューがタッチアウトになる前に、三塁走者のボルピーが本塁を踏んでいれば得点だった。しかし、ボルピーは全力疾走を怠り、プレーを見ながらゆっくり本塁へ。ダブルプレー成立の方が早かったため無得点になった。

 米メディア「ジョムボーイ・メディア」のヤンキース専門アカウント「トーキン・ヤンクス」は公式X(旧ツイッター)に動画を投稿。怒りのファンからは「ブーン(監督)を今夜クビにせよ」「新しく、かつ独創的な、酷い野球の仕方を見つけているだけ」「ばかげてる」「ボルピー何を見ていたの?」「リトルリーガーの方がマシなプレーをする」とコメントが並んだ。直近10戦で2勝8敗のヤンキース。正念場を迎えている。

【実際の映像】「何を見ていたの?」 ファンも呆れ…先制機を逸したヤ軍ボルピーの怠慢走塁

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