「理由が分からない」 “大谷ライバル”の球宴出場にブ軍ファン怒り「馬鹿げている」

パドレスのルイス・アラエス【写真:ロイター】
パドレスのルイス・アラエス【写真:ロイター】

ブルワーズのトゥラングが落選したことに、番記者はデータを持ちだして説明

 パドレスのルイス・アラエス内野手の球宴選出について、疑問の声があがっている。「ミルウォーキー・ジャーナル・センチネル」のブルワーズ番を務めるカート・ホッグ記者は、X(旧ツイッター)にデータで上回るブライス・トゥラング内野手が“落選”となったことを投稿。ファンから賛否のコメントが殺到した。

 同記者は担当チームのトゥラングがbWARでナ・リーグ全選手中4位の4.0、fWARでナ・リーグ二塁手中2位の2.5という好成績を残していることを説明。しかし7日(日本時間8日)に発表された選手間投票とMLB推薦では選ばれず、ナ・リーグの二塁手ではファン投票でスタメンが決定したケテル・マルテ内野手(ダイヤモンドバックス)に加えてアラエスが選ばれた。

 24歳のトゥラングは7日(同8日)の試合を終えて打率.288、6本塁打38打点。アラエスはリーグ3位の打率.312、2本塁打23打点、ドジャース・大谷翔平を上回るリーグトップの118安打を記録している。WARを見るとアラエスはbWAR、fWARともに0.9とトゥラングに比べると低くなっている。

 アラエスのように単打を多く打つ選手はデータ上で評価されづらい。ファンからは「球宴に選出される理由が分からない」「シングルヒット専門の一塁手ルイス・アラエスがブライス・トゥラングを抑えてオールスターゲームに出場するなんてありえない」「馬鹿げている」「トゥラングにものすごく失礼だ」と疑問の声や、「ルイス・アラエスは球界で最も安定した打者の1人だ!」「アラエスは、打率.312でコンタクト率はいい」「WARがくだらない指標であることが改めて分かったよ」とアラエス選出に肯定的な声もあった。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY