阪神23歳逸材に「熱い猛虎魂」 初のスタメン&適時打…育成から現れた「起爆剤」

阪神・野口恭佑【写真:小林靖】
阪神・野口恭佑【写真:小林靖】

阪神の2年目・野口恭佑がプロ初スタメンで初適時打

■阪神 4ー1 ヤクルト(10日・甲子園)

 阪神の2年目、野口恭佑外野手が10日、甲子園でのヤクルト戦に「6番・右翼」でプロ初スタメンを果たすと4回に初適時打をマークした。7日のDeNA戦でのプロ初安打に続く快音にファンも「天才だー」「右の新星巧打者」などと注目している。

 0-1の4回2死二塁で奥川恭伸投手から148キロの高め直球を中堅右へ弾き返した。甲子園は割れんばかりの大歓声。野口は一塁ベース上で小さな笑みを浮かべた。

 2022年育成選手ドラフト1位で九州産業大から入団。秋季キャンプ中に念願の支配下を勝ち取った。6月28日に1軍に登録されると、7日のDeNA戦に代打で出場し初安打をマーク。次の打席では中犠飛を放ち、プロ初打点も記録していた。

 この日は出場6試合目でつかんだプロ初スタメンで、貴重な同点タイムリー。DAZNが公式X(旧ツイッター)に「タイガースの新星 野口恭佑が同点タイムリー」とコメントをつけて初適時打の動画を投稿。ファンは「今がチャンス」「スゴイじゃん」「野口を信じろ」「虎の起爆剤」「熱い猛虎魂を感じる」と23歳の野口に大きな期待を寄せていた。

【実際の映像】阪神・野口の嬉しいプロ初適時打…甲子園興奮で「熱い猛虎魂を感じる」

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