今永昇太、119年間で初の偉業 球団新人最多の“6”…ファンも感激「我らの誇りです」
今永は今季6度目の無失点投球…1906年以降では球団新人投手で最多
【MLB】カブス 4ー0 オリオールズ(日本時間11日・ボルティモア)
カブスの今永昇太投手は10日(日本時間11日)の敵地・オリオールズ戦に先発し、6回を6安打6奪三振無失点の好投で8勝目(2敗)を上げた。無失点投球は6度目となり、米メディアによると、1906年以降では新人投手としては球団最多になるという。
今永が、シーズン前半戦最後の登板で魅せた。初回は1死一、二塁、2回は無死二塁、5回は1死二塁、6回は1死二、三塁と走者を背負うも、失点は許さなかった。6月15日(同16日)のカージナルス戦以来となる8勝目を手にした。
メジャー1年目の前半戦を17登板で97イニングを投げ、8勝2敗、防御率2.97、98奪三振をマークした左腕。17試合のうち実に6試合が無失点投球だった。
米スポーツ局「ESPN」のジェシー・ロジャース記者は、自身のX(旧ツイッター)に「『ESPN StatsInfo』」によれば、ショウタ・イマナガは今季6度目の無失点投球で、カブスのルーキーの単一シーズンでの無失点試合数としては1906年以降では最多だ」と綴った。
119年間の球団史の中で、新人投手としての最多記録を打ち立てた30歳。SNSには「我らの誇りです」「すごいな」などとファンからコメントが寄せられている。16日(同17日)にテキサス州アーリントンで行われるオールスターではどんな投球を見せてくれるだろうか。
(Full-Count編集部)