巨人新助っ人がもたらす“相乗効果” OB分析…2軍25歳に「危機感もあるでしょう」

ロッキーズ時代のココ・モンテス【写真:Getty Images】
ロッキーズ時代のココ・モンテス【写真:Getty Images】

モンテスは今季3Aで64試合に出場し、打率.335、9HR、47打点、OPS.965

 巨人は11日、新外国人として前ロッキーズ傘下3Aアルバカーキのココ・モンテス内野手を獲得したと発表した。OBの高橋尚成氏が、自身のYouTubeチャンネル「高橋尚成のHISAちゃん」を更新。内野守備には「問題ないんじゃないかな」と期待を寄せ、「打率2割7~8分、8月頭くらいから出始めれば10本塁打くらいできれば」と予想した。

 27歳のモンテスは今季、3Aで64試合に出場し、打率.335、9本塁打、47打点、OPS.965。パシフィックコーストリーグで打率トップだった。打撃スタイルについて、「広角に打てる。打撃スタイルはヘルナンデスとちょっと似ている」と5月に加入し、打率.346、6本塁打、20打点と躍動している助っ人と比較。「どちらかというと率を残せるような選手ではないかと思う。日本の野球にアジャストできれば本塁打も全然出る。昨年、一昨年のOPSを考えたらいい打撃ができる選手。どうアジャストしていくかがキーになる」と分析した。

 守備は、二遊間をメインに内野全てを守れる。高橋氏は二塁を守っている映像を見たそうで「悪くなくこなしている。このままいったら吉川尚輝選手がいるので遊撃になるのではないかと思うけど、肩はそれなりにいける。問題ないんじゃないかな、守備に関しては」と評した。

 2軍では25歳のウレーニャが打率.250、6本塁打、17打点と奮闘中。「(ウレーニャにも)いい刺激になると思いますね。いい競争ができて、また外国人のレベルが上がっていく。それを考えたらモンテスがいい存在になる。ウレーニャもそろそろ1軍に出ていかないとという危機感もあるでしょうし、それをしっかり結果に出していかないといけないと思うので、いいライバルがまた入ってきたなという感じがしますね」と相乗効果にも期待した。

【実際の映像】巨人新助っ人モンテスは活躍できる? 守備&打撃を分析する高橋氏

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