サヨナラ劇で起きた“異例の光景”に「涙出た」 一目散に背後へ「最高すぎる」
サヨナラ打の京田に石井琢朗コーチが真っ先に駆け寄った
■DeNA 3ー2 中日(11日・横浜)
DeNAの劇的勝利の裏で発生した感動的なシーンが注目されている。11日に横浜スタジアムで行われた中日戦で、京田陽太内野手が延長10回にサヨナラ中前打を放つと、真っ先に石井琢朗チーフ打撃兼走塁兼1塁ベースコーチが抱きついて祝福。ファンは「最高の師弟関係」などと胸を熱くしている。
DeNAは1-2の9回に同点に追いつき、延長10回1死三塁から京田が中前へサヨナラ打を放った。勝利が確定すると一塁コーチャーズボックスを担当する石井コーチが真っ先にヒーローに駆け寄った。
満面の笑みを浮かべた石井コーチは京田に抱きつき、何度もヘルメットをポンポンと叩き“教え子”を称えた。その後、ベンチから飛び出してきた仲間もアッという間に京田を囲み、大歓声のなか歓喜の輪ができあがった。
30歳を迎えた京田は今季、春先は存在感を示せずにいたが、6月は打率.310と復調傾向に。すると7月もここまで21打数7安打の打率.333と好調をアピールしている。
SNS上には「涙出た」「最高すぎる」「琢朗が一番最初に京田の所に行ってるんだよ」「マジで感動する」「石井琢朗コーチが喜び爆発」など、ファンも京田と石井コーチの熱い抱擁に胸をうたれていた。