大谷翔平に左投手は「考えなければ」 敵地実況が7秒間沈黙した“生かすべき”武器
大谷翔平にの空振り三振に「この惑星で一番の選手を抑えました」
【MLB】ドジャース 4ー3 タイガース(日本時間13日・デトロイト)
ドジャースの大谷翔平投手は12日(日本時間13日)、敵地で行われたタイガース戦に「1番・指名打者」で先発出場し、9回に決勝点となるエンタイトル適時二塁打を放った。これが決勝点となり、チームの連敗を4で止めた。9回には左腕ホルトンから一撃を放った大谷だが、8回には右腕ブリスキーから空振り三振を喫していた。
タイガースの地元放送局「バリー・スポーツ・デトロイト」では、実況のジェイソン・ベネティ氏が「オオタニに対してカウント3-2。三振を奪った! まばゆいばかりのチェンジアップで奪った! ブリスキーがオオタニから三振を奪った!」と絶叫していた。
リプレー映像が流れると解説のカーク・ギブソン氏は「大きな変化を見てください」とチェンジアップに注目するように投げかけた。ベネティ氏は思わず見惚れたように「オホッ!」と声を漏らした。ギブソン氏「えげつない!」と叫ぶほどの1球だった。
大谷の空振りを見た2人は、その後に7秒間も沈黙。しばらくするとギブソン氏が「大きな変化です」とチェンジアップの軌道について解説を始めたのだった。
さらにベネティ氏は「だから、毎回左対左にするべきではないのです。投手の武器も考えなければいけません。ブリスキーのチェンジアップがこの惑星で一番の選手を抑えました」と、個々の特性を生かした対戦だったと振り返った。
(Full-Count編集部)