大谷翔平が「大事な時に打ってくれた」 通算200号お預けも…ド軍監督は笑顔で称賛
ロバーツ監督「最も力が必要な時に、大事な時に打ってくれた」
【MLB】ドジャース 4ー3 タイガース(日本時間13日・デトロイト)
ドジャースの大谷翔平投手は12日(日本時間13日)、敵地で行われたタイガース戦に「1番・指名打者」で先発出場し、9回に勝ち越しのエンタイトル適時二塁打を放った。これが決勝点となり、チームの連敗を4で止めた。デーブ・ロバーツ監督は「私たちが最も力が必要な時に、大事な時にショウヘイが打ってくれた。私たちは戦うことができる。それを発揮してくれた」と声を張った。
大谷の決勝打は同点の9回2死一、三塁だった。左腕ホルトンの内角シンカーをフルスイング。1度は一塁へ確信歩きを見せたが、打球はフェンス手前でワンバウンド。中越えのエンタイトル適時二塁打となった。ロバーツ監督は「本塁打と思ったよ。彼があのような打ち方をすればね。残念ながらエンタイトル二塁打になってしまった。1点で十分だったけど、本塁打だと思ったよ」と笑い飛ばした。
通算200号はお預けとなったが、チームにとっては値千金の一打に変わりはない。「必要な時にいい打席だった。テオ(ヘルナンデス)、CT(テイラー)、代打で打ったオースティン(バーンズ)、フレディ(フリーマン)も左投手相手にいい打席だった。ヒットが欲しい場面で打ってくれた」とロバーツ監督。全員野球での逆転勝ちを喜んだ。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)