大谷翔平の“スピード快挙”を指揮官絶賛「本当に驚異的」 勝利で祝えず落胆隠さず

ドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:荒川祐史】
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:荒川祐史】

ロバーツ監督、大谷翔平は「途方もないシーズンを送っている」

【MLB】タイガース 11ー9 ドジャース(日本時間14日・デトロイト)

 ドジャースの大谷翔平投手は13日(日本時間14日)、敵地で行われたタイガース戦に「1番・指名打者」で先発出場。5回に29号ソロを放ち、日本選手で初めてメジャー通算200号の大台に到達した。しかし、チームは9回に大量5失点して同点に。延長10回に9-11でサヨナラ負けを喫した。試合後、デーブ・ロバーツ監督は「(200号は)本当に驚異的だ。盗塁だったり、HRだったり。彼はMVP級の、途方もないシーズンを送っている」と絶賛した。

 MLB通算200号はメジャー7年目、通算794試合での大台到達となった。ヤンキースのアーロン・ジャッジ(671試合)やメッツのピート・アロンソ(710試合)、エンゼルスで同僚だったアルバート・プホルス(788試合)にはかなわない。それでも、通算660本塁打を誇るウィリー・メイズ(811試合)や通算714本塁打のベーブ・ルース(817試合)を超えるスピード記録となっていた。

 指揮官は200号に「(メジャーでは)6年を少し超えただけだし、負傷者リスト入りしている期間もあった。彼がメジャーでプレーしてからどれだけ短い時間かを考えると、こんなに早くやってのけるなんて、かなり素晴らしいことだ」と賛辞を送った。

 大谷はこの日、4打数2安打2打点で打率.314、OPS1.035。1盗塁3得点と足でも躍動したが勝利には結びつかなかった。指揮官は「三塁打も走って記録した。残念ながら、我々はその200号の快挙を勝利で祝福できなかった」とうつむくしかなかった。

(Full-Count編集部)

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