オリ27歳が復活の「2.04」 元ドラ1→現役ドラフトで躍動…「ガチで戦力になりすぎ」
オリックス・鈴木博志は昨年オフの現役ドラフトで中日から移籍し復活した
■オリックス 5ー1 ロッテ(14日・ZOZOマリンスタジアム)
オリックス・鈴木博志投手が14日、ZOZOマリンスタジアムで行われたロッテ戦に登板し、1回2/3を投げ無失点。防御率2.04とし、昨年オフの現役ドラフトで中日から移籍した右腕に対し、ファンからは「ええのん取ったわ」「ここまで活躍してくれるとは」と感謝の声があがっている。
4-1の6回から登板した鈴木は藤岡裕大内野手、ネフタリ・ソト内野手連続三振に仕留めるなど、この回を3者凡退。イニングを跨いで7回もマウンドに上がると先頭の佐藤都志也捕手を内野安打で出塁させたが、落ち着いて後続を断ち、2死三塁で左打者の藤原恭大外野手を迎えたところで山田修義投手にスイッチ。山田は空振り三振で切り抜けた。
鈴木は磐田東高からヤマハを経て、2017年ドラフト1位で中日入り。プロ1年目の2018年にセットアッパーを任されチーム最多の53試合に登板した。2年目は開幕から守護神に抜擢され14セーブを記録したが、その後は伸び悩み、昨年オフの現役ドラフトで移籍した。
この日で6試合連続無失点。通算では14試合の登板で17回2/3を投げ3ホールドを挙げるなど防御率2.04と再び輝きを取り戻している。
ブルペン陣を支える27歳右腕にファンは「勝ち継投にハマる戦力になってくれるとは」「現役ドラフト いい選手が取れてよかった」「ガチで戦力になりすぎ」「最高!」。現役ドラフトについて「素晴らしい制度だ」といった称賛の声があがっていた。
(Full-Count編集部)