前田健太、大谷翔平と「勝負を楽しめた」 ド軍相手に5K無失点「不思議な感覚」
救援登板で3回2/3を1安打無失点の好投…古巣との初対戦は「不思議な感覚」
【MLB】タイガース 4ー3 ドジャース(日本時間15日・デトロイト)
タイガースの前田健太投手は14日(日本時間15日)、本拠地・ドジャース戦で4回から3番手として救援登板。3回2/3を投げて5奪三振、1安打無失点に抑えた。大谷翔平投手ととも対戦。「純粋に勝負を楽しめた」と安堵の表情を浮かべた。
2点ビハインドの4回からマウンドに上がった。3者凡退に仕留めると、5回2死では大谷と2021年以来3年ぶりに直接対決。遊撃への内野安打となったが、最終的に許した安打はこの1本のみ。3回2/3で55球(ストライク34球)を投げて、1安打無失点でマウンドを降りた。
昨オフに2年契約でタイガースに加入したが、先発では2勝5敗、防御率7.26。8試合勝ち星がつかず、9日(同10日)の本拠地・ガーディアンズ戦では3回途中6失点で降板し、その後中継ぎに配置転換していた。「(ローテーションから)外れた悔しさとか、いろんなものはありますけど、もう1回やり直すという気持ちで」と心境を語り、「気持ちも入りましたし、いい内容、いい感覚で投げることができた」と振り返った。
古巣ドジャースへの登板は初めて。「なんか不思議な感じもありましたけど」としつつも「やりづらさとかはなかったですけど、ドジャース戦で投げられてすごく楽しかったです」と明かした。
大谷とは通算9打席で1本塁打を含む3安打2打点となった。「結果的にヒットを打たれてしまいましたが、彼と対戦することでモチベーションだったり、闘争心だったりとかが今まで以上に出ましたし。すごく楽しかったです」と話していた。
(Full-Count編集部)