大谷翔平、衝撃の「1/94&1/94」 発覚した唯一無二、誰も及ばない異次元領域
米メディアが紹介…本塁打と試合後に生まれた記録
【MLB】ア・リーグ 5ー3 ナ・リーグ(日本時間17日・アーリントン)
試合に敗れてもまた新たな記録を樹立した。メジャーリーグのオールスター戦が16日(日本時間17日)、レンジャーズの本拠地グローブライフ・フィールドで行われ、ドジャース・大谷翔平投手は3回の3ランを含む2打数1安打1四球の活躍。チームは3-5で敗れたものの、米メディアによれば「史上初」が生まれたという。
「2番・指名打者」で先発出場した大谷は、初回1死の第1打席は四球。3回無死一、二塁の第2打席に、タナー・ハウク投手(レッドソックス)の変化球を完璧に捉えて右翼席までかっ飛ばした。打球速度103.7マイル(約166.9キロ)、飛距離400フィート(約121.9メートル)、角度29度の一発を放った。
5回の第3打席は空振り三振で7回に代打を出されて交代。2打数1安打1四球だった。米スポーツメディア「オプタスタッツ」の公式X(旧ツイッター)は「ショウヘイ・オオタニ:3打点、1四球 他の全選手:0打点、0四球」と投稿。「オオタニはオールスターゲームで史上初めて、チームの打点&四球を全てマークした選手」と紹介した。ナ・リーグは計10安打を放つも、本塁打は3回に放った大谷のみで四球も0個だった。
また、同メディアはこの日生まれた大谷の他の記録も紹介。「ショウヘイ・オオタニはMLB史上唯一、オールスターゲームでマウンドで勝利し、打席でホームランを打った選手である」とした。今年で94回目を迎えたオールスターの歴史で、大谷は2つの“史上初”を成し遂げたことになる。
日本選手ではイチロー以来2人目のMVP受賞はならなかったが、交代後に行われた会見では「できれば取りたい気持ちはもちろんありますけど、自分としては終わった仕事なので、いい1日だったと思います」と充実感をにじませた。
(Full-Count編集部)