ライバル球団のスターも“震撼” 衝撃の一振り…大谷翔平に感じた凄さ「特別だ」
フィリーズのトレイ・ターナー「一番いい所から見ていた」
【MLB】ア・リーグ 5ー3 ナ・リーグ(日本時間17日・アーリントン)
ドジャースの大谷翔平投手は16日(日本時間17日)、レンジャーズの本拠地グローブライフ・フィールドで行われたオールスターにナ・リーグの「2番・指名打者」で出場。第2打席で球宴初本塁打となる右越え3ランを放った。この一撃に同僚選手も驚嘆。「最高だったよ」と声をあげた。
大谷は3回無死一、二塁で衝撃の一振り。タナー・ハウク投手(レッドソックス)から打球速度103.7マイル(約166.9キロ)、飛距離400フィート(約121.9メートル)、角度29度の3ランを右翼席に突き刺した。4年連続4度目出場のオールスターで、8打席目にして飛び出した初本塁打だった。
この一発を間近で目撃したのが「3番・遊撃」で出場したターナーだ。「最高だったよ。僕はネクスト(バッターズサークル)にいて、一番いいところから見ていたからね。彼は特別だ。誰もが彼がああいうことをすると期待していると思うが、そういう期待の中でも彼は結果を出すからね」と驚きの様子。会話も交わしたといいい、「少しね。彼と少し話をして“さようなら”って言って、あと2週間ほどでLAでの試合があるから彼に会うことになるね。彼と同じグラウンドに立つことができてよかった」と感想を口にした。
ターナーと同僚で、「7番・三塁」で出場したアレク・ボーム内野手は「クールだったね。でも、私たちは特大の一発を(以前から)見ているから、誰も驚いている人はいなかったと思うけどね」と語った。
ドジャースとフィリーズはともに地区首位を独走しており、プレーオフで激突する可能性もある。7月9日〜11日(同10日〜12日)の3連戦はホームのフィリーズが3連勝。8月5日〜7日(同6日〜8日)にロサンゼルスで再び相まみえる。「タフなシリーズになるだろう。もちろん彼らはいいチームで、最高の選手が何人かいる。そういうチームと戦えることは、いつでも楽しい」と思いをはせていた。
(Full-Count編集部)