衝撃アウトに小久保監督も“混乱” 珍事にリクエスト要求も受け付けられず…審判の「勘違い」

審判に抗議するソフトバンク・小久保裕紀監督【写真:竹村岳】
審判に抗議するソフトバンク・小久保裕紀監督【写真:竹村岳】

小久保監督、リクエストが「できる」と伝えられるも「宣告した時点で受け付けない」

■ソフトバンク 6ー4 ロッテ(17日・みずほPayPayドーム)

 17日のソフトバンク‐ロッテ戦(みずほPayPayドーム)で、「観衆の妨害」によるアウト判定という珍しいプレーが起きた。

 8回2死二塁の場面。周東佑京内野手の打球が左翼線に上がると、ファウルゾーンまでロッテの岡大海外野手が追いかけたが、捕球の直前に観客がボールをキャッチした。

 審判は「観衆の妨害によるアウト」とアナウンス。小久保裕紀監督はリプレー検証を要求し、審判団が協議したが受け入れられず。その後も小久保監督は時折笑みを浮かべながら抗議したが、判定通りアウトとなり、球場は一時騒然となった。

 試合後、指揮官は「(観客から)妨害があったというので。『それはリクエストできるんですか?』と聞いたら『できる』といわれたので。(直後に)リクエストしたら、もう宣告した時点でリクエストは受け付けないらしい……」と腕を組んだ。

 さらには「(リクエストが)『できる』と言って、してもらえると思ったら『アウトです』って言われて。『宣告したらそのあとはできません』と言われて。(審判からは)なにか勘違いしてしまってできると言ってしまったんですが、と」と、勝利にも困惑した表情だった。

(Full-Count編集部)

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