大谷翔平にはなかった“お決まりの光景” LAメディアも驚き…大舞台で見せつけたスター性

ナ・リーグ最多の396万7668票で5度目のオールスター選出
ドジャース・大谷翔平投手は15日(日本時間16日)、米ジョージア州アトランタで行われたオールスター戦に「1番・指名打者」で先発出場。2打数1安打1得点の活躍を見せた。ブレーブス本拠地での一戦とあり、本来ならブーイングを浴びせられても不思議はなかった。しかし、大谷だけの“特別待遇”にLAメディアも驚きを隠せなかった。
ドジャース専門メディア「ドジャーブルー」はこの日、ドジャース選手の整列シーンを速報した。まずは投手からアナウンスされ、「ヤマモトとカーショーは選手紹介の間、少しブーイングを受けた」とした。オールスターでは、地元選手以外の球団や、ヤンキースなどのビッグマーケットの選手に対して手厳しいブーイングがされることはある意味でお決まりでもある。
さらに、ナ・リーグの指揮を執ったデーブ・ロバーツ監督にも容赦ない“ブー”が浴びせられた。ところが「ショウヘイ・オオタニには控えめながらも歓声が起きた」と同メディアは指摘。もちろん、ブレーブスに12年間在籍した“英雄”フレディ・フリーマンには大歓声が起きたものの、「他の選手と同じ様にウィル・スミスにもブーイングがあった」ように、ドジャースでは大谷とフリーマン以外は手厳しい待遇だった。
大谷は今回のオールスターで、ファン投票でナ・リーグ最多の396万7668票を集め、2021年から5年連続での選出を果たした。誰もが認める球界最高のスターであり、その影響力はロサンゼルスに限った話ではない。大舞台でもまた、その人気を証明した格好となった。