大谷翔平の「隣に座ってみた」 “敵将”も虜の人間性…ベンチで実感「グレートだ」
ナ・リーグを率いたDバックスのロブロ監督が大谷を絶賛
ドジャースの大谷翔平投手は16日(日本時間17日)に行われたオールスターで豪快な右越え3ランを放った。衝撃の一発に多くの選手が度肝を抜かれたようだが、ナ・リーグを率いたダイヤモンドバックスのトーリ・ロブロ監督も同様だった。米スポーツ番組に出演し、「存在感がパワフルだ」と語った。
「2番・指名打者」で出場した大谷は3回無死一、二塁で迎えた第2打席で、右腕タナー・ハウク投手(レッドソックス)から右越え3ランを放った。打球速度103.7マイル(約166.9キロ)、飛距離400フィート(約121.9メートル)の打った瞬間弾。4年連続4度目出場の大舞台で、8打席目にして初本塁打を放った。
米スポーツトークショー番組「ダン・パトリック・ショー」に出演したロブロ監督は「(大谷の)存在感がかなりパワフルだ。彼の隣に座ってみたりしたけど、普通の青年なんだ」と印象を述べた。大谷は今季ダイヤモンドバックス戦で打率.313、1本塁打をマークしており、「ダイヤモンドバックス戦でホームランを打った後に塁を回る彼の姿を見て、昨日も打った」と説明。「ダグアウトに戻って、同じチームとして彼とハイファイブしたのがグレートだった」と喜んだ。
さらに「我々は一緒に笑い合った場面がいくつかあった。良質な人間が、偶然にも素晴らしい選手だったというわけ」とも述べた。58歳の指揮官も大谷の打撃と人間性に、虜になったようだ。
(Full-Count編集部)