カブスが鈴木誠也の通訳を解雇 米報道…異例決定も“水原問題”と「同じ状況ではない」
松下登威氏が移籍時から担当も…今後は今永の通訳らがサポートへ
カブスが鈴木誠也外野手の通訳・松下登威氏を解雇したと18日(日本時間19日)、複数の米メディアが伝えた。理由については明かされていないというが、球宴休暇中に異例の出来事となった。
米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」は「マツシタは米国メディアのインタビューで今後スズキの通訳を務めることはないと、木曜日(日本時間19日)にチームの関係者が伝えた」と報じた。別の方向に進むのは球団による決断であると説明したという。
3月にはドジャースの大谷翔平投手の通訳を務めていた水原一平被告が、大谷の資金を盗用したとしてドジャースから契約解除された。今回も突然の通訳の解雇となったが「ソウル・シリーズで一番話題になったのは、オオタニの通訳を務めていたミズハラを取り巻くギャンブル騒動だった。カブスのチーム関係者は、同じような状況に対処しているわけではないことを強調した」とした。
鈴木の今後の通訳については「カブスに所属する2人のスタッフが行う。環太平洋地域兼MLBビデオシステムを担当するナオ・マツモト氏がサポートを続け、イマナガの通訳を務めているエドウィン・スタンベリー氏がコミュニケーションをアシストする」と説明した。
松下氏は鈴木がカブス入りした2022年から通訳としてサポートしていた。カブスは今季、前半戦を終えて47勝51敗でナ・リーグ中地区最下位。鈴木は72試合で打率.270、13本塁打、45打点という成績だった。
(Full-Count編集部)