大谷翔平の“凱旋”試合で「とてつもないことに」 日本中が熱狂か…米記者もすでに興奮

ドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】
ドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】

ドジャースは日本開幕戦でカブスと対戦「さらに盛り上がる」

 大谷翔平、山本由伸両投手の所属するドジャースは2025年の開幕戦を東京ドームで戦う。19日(日本時間20日)、後半戦初戦の本拠地・レッドソックス戦でも日本開催は話題に。地元紙「ロサンゼル・タイムズ」のドジャース番、マイク・ディジョバンナ記者も「日本はとてつもないことになるだろうね」と声を弾ませた。

 大谷が日本でプレーするのは2023年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)以来2年ぶりとなる。東京ドームで行われた1次ラウンドは連日満員。日本戦以外でも3万5000人以上の観客が入る一大ムーブメントとなっていた。ドジャースの今年の開幕戦は韓国・ソウルで行われたが、大谷を一目見ようと空港から大量の人が集まっていた。

 今季も加入したドジャースには日本企業のスポンサーが殺到。本拠地の売店にはたこ焼きや焼きそばなど日本食もたくさん売られている。さらに来季開幕戦の相手はカブス。ディジョバンナ記者は「イマナガ、スズキもいるから決まったと思う。さらに盛り上がるだろうね」と話していた。

 2年連続で米国外での開催は極めて異例。今季のドジャースはここまで山本やグラスノーら怪我人が続出しており、身体の負担が不安視されているが、ディジョバンナ記者は「怪我人が増えたのは6月以降だから、大きく影響しているわけではないと思う」とそこまで問題視していなかった。

 他の米メディアも“日本行き”が決まりすでに心待ちに。MLB公式サイトのフアン・トリビオ記者は「美味しい日本食を教えて」と記者に問いかけてきた。また、デーブ・ロバーツ監督も「エキサイティング! 日本やアジア圏で(このニュースを聞いて)ワクワクしている人は多いだろう」と分析した。

 来季の大谷は投手としても復帰予定。仮に東京ドームで登板となれば……。WBCのような大熱狂がまた帰ってきそうだ。

(川村虎大 / Kodai Kawamura)

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