ロッテ“夏の祭典”で味わう非日常感 限定グルメにイベント…試合後はパーティーも
7月12日から8月12日までZOZOマリンの全15試合で「BLACK SUMMER WEEK」
安田尚憲内野手の2度にわたるサヨナラ打に、岡大海外野手の“バースデーヒロミナイト”、代打・角中勝也外野手の逆転サヨナラ弾――。昨年、数々のドラマが生まれたロッテの「BLACK SUMMER WEEK supported by クーリッシュ」。今年もこの季節がやってきた。
ロッテは12日から8月12日まで、全15試合で同イベントを開催。今回は、14日オリックス戦の様子をレポートするとともに、19日以降実施しているイベント内容をお伝えする。4年目の今年はオリーブグリーン、トラディショナルピンク、パッションイエローがキーカラーに。球場各所に散りばめられたトロピカルな装飾が非日常感を高める。
マリーンズストアではイベント限定のグッズが販売中だ。定番のユニホームやタオル、キャップはもちろん、カジュアルなアパレルグッズもずらり。夏らしいメッシュ素材のタンクトップや、トレンドのショート丈のトップスなど、コーディネートの主役となるアイテムが揃う。
また、8月8日ソフトバンク戦まで、ひんやり甘いプレゼントが。球場外周キッズエリアにてロッテ「クーリッシュ」を各試合先着1万人に配布している。7月21日の日本ハム戦は、新発売の「クーリッシュ メロンソーダフロート」を配布予定だ。
注目は試合前に実施されるイベント。12日からの3日間は、球場正面「クーリッシュ パフォーマンスエリア」にて「BMX FREESTYLE PARK」が行われた。BMXフリースタイルとは、2020年東京五輪の正式種目になった競技で、複数のジャンプ台などを使い、空中での技の難易度や完成度を競う。世界で活躍するライダーたちが高難度の技を次々に披露すると、ギャラリーから歓声や拍手が沸き起こった。BMXを初めて生で見た筆者も、大迫力のパフォーマンスに圧倒されっぱなしだった。19日以降もアーバンスポーツのパフォーマンスや、ゲストDJによる音楽とシャボン玉・水鉄砲の演出が実施される。
最終日の8月12日は約500発の花火がフィナーレを飾る
そして7月12日から14日の3日間は、試合後のグラウンドで「BSW AFTER GAME PARTY -Sparkle Splash-」が開催された。思わず体が動く定番の洋楽から、夏に聴きたいJ-POPまで。アップテンポのダンスナンバーと照明、ウォーターキャノンや水鉄砲の演出で場内のボルテージは最高潮となった。途中からBsGravityのメンバーとバファローベルも参加。ノリノリで音楽に合わせてクラップしたり、水鉄砲を放ったり、M☆Splash!!やマーくん、リーンちゃんと共に両チームのファンを沸かせた。
楽しい時間はあっという間に過ぎ、全員で記念撮影をした後も「アンコール!」の声が鳴りやまず、“延長戦”に突入。湘南乃風の「睡蓮花」に合わせてタオルを振り回し、最後はロッテの夏限定応援歌の原曲となった、B-DASHの「ちょ」を大合唱してお開きになった。
会場を盛り上げたDJ PAYMASTER Jさんは「普段から応援の団結力もありますけど、この3日間を通して、あらためてマリーンズファンはすごいなと思いました。セットリストは大きくは変えていませんが、ファンのみなさんがどういう曲を聴きたいのか様子を見ながら少しずつ変えて、3日目に良い形で終えることができたと思います。アンコールにもしっかり応えられて良かったです!」と清々しい表情で話した。
30日から8月8日の試合後は、球場正面クーリッシュパフォーマンスエリアにて「BSW AFTER GAME PARTY -Bubble Night-」を開催。音楽×照明×シャボン玉で幻想的な空間が演出される。さらに、10日、11日は「BSW AFTER GAME PARTY -Splash Night-」と題し、音楽×照明×シャボン玉に水鉄砲の演出が加わる。BLACK SUMMER WEEK最終日の12日は、試合後に「BLACK SUMMER WEEK The Final Fireworks」として、イベント開催期間を振り返る映像や音楽とともに約500発の花火がフィナーレを飾る。夏の夜、熱戦の余韻を存分に楽しんでほしい。
(「パ・リーグインサイト」高橋優奈)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)