菊池雄星は大谷翔平と「一緒になるかもしれない」　ド軍移籍の可能性を米記者予測

米メディア「ESPN」のバスター・オルニー氏が見解を示した

　大谷翔平、山本由伸両投手が所属するドジャースはこの夏に補強に動くのか。米メディア「ESPN」のバスター・オルニー氏がドジャース地元メディアの番組で、ブルージェイズ・菊池雄星投手獲得に動く可能性に言及。「オオタニと一緒になるためにドジャースに行くかもしれない」と語った。

　オルニー氏は「ドジャースネーション」の番組「Dodgers Dugout Live」に出演。ドジャースの動きについて「トレード市場に出ている中で、最高の選手を獲りに行くだろう」と予測し、まずはホワイトソックスの左腕ギャレット・クロシェット投手を挙げた。ただ、「彼のイニング数には大きな疑問符がつくだろう。とても魅力的だが、シーズンが進むにつれて疲弊していくのか、というのが気になる点だろう」と述べた。

　そして今オフにFAになる選手に目を向け、タイガースのジャック・フラハティ投手とともに、菊池を挙げた。地区最下位に沈むブルージェイズは、今オフFAになる選手については「全員トレード期限より前に市場に出す」と他球団に伝えていると語った。

　また、大谷が昨オフに移籍先最終候補と言われていたことに言及。一部米メディアによって、大谷がブルージェイズと契約するためにトロントへ向かったと報じられたことに触れ、「ブルージェイズに入団するのかとみんなが思いを巡らせた24時間を覚えているかい？　その時は彼がキクチと一緒になるという説があった。もしかしたらキクチはオオタニと一緒になるためにドジャースに行くかもしれない」と述べた。

　菊池は20日（日本時間21日）の本拠地・タイガース戦に先発。5回0/3を5安打8奪三振4失点で敗戦投手に。今季成績は4勝9敗、防御率4.54。111回を投げて125三振を奪っている。今年のトレード期限は30日東部時間午後6時（同31日午前7時）だが、どんな動きがあるだろうか。

（Full-Count編集部）