ロバーツ監督、思わず「いやぁ…」 大谷翔平の特大144m弾に愕然「理解しがたい」

試合後の取材に応じたドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:上野明洸】
試合後の取材に応じたドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:上野明洸】

特大弾に指揮官笑顔「彼にはいつも驚かされるよ」

【MLB】ドジャース 9ー6 Rソックス(日本時間22日・ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手は21日(日本時間22日)、本拠地で行われたレッドソックス戦に「1番・指名打者」で出場し、30号を放つなど3打数1安打1四球1打点だった。本塁打は飛距離473フィート(約144.2メートル)の超特大弾で、試合後デーブ・ロバーツ監督は「いやぁ、彼にはいつも驚かされるよ」と笑顔を見せた。

 5回の第3打席では、相手先発カッター・クロフォード投手の甘く入ったカットボールをとらえて右中間スタンドへ。飛距離473フィート(約144.2メートル)、打球速度116.7マイル(約187.8キロ)の超特大アーチは、中堅スタンド最深部にある「DAISO」の看板と屋根の間を抜け、通路でバウンドして場外へ飛び出していった。

 試合後、指揮官は「あの打球がどこまで飛んだのか、どれだけ強い打球だったかを見ると、誰かがあんな打球を打つなんて、理解しがたいよ」と目を丸くしていた。

 MLB公式のサラ・ラングス記者によると、今回の144m弾はスタットキャスト計測下(2015年以降で)ではドジャースタジアムで歴代2位の飛距離。指揮官は「あんなところまで、普通なら打たないよ。とにかく、本当に感心させられるよ。彼は(他の)選手がやらないことを毎晩のようにやっているかのようだ。彼がドジャースのユニホームを着ていてうれしく思うよ」と賛辞が止まらなかった。

(上野明洸 / Akihiro Ueno)

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