ド軍158キロ有望株が今季絶望、TJ手術へ…米メディア嘆き「才能豊かな投手だが」
右腕カイル・ハートは有望株ランキングで球団5位、復帰は2025年終盤か
ドジャースのカイル・ハート投手が右肘内側側副靱帯再建術(トミー・ジョン手術)を受けると米メディア「ドジャース・ネーション」のダグ・マッケイン記者が伝えた。
26歳のハートは昨年9月にメジャーデビュー。今季は4月16日にメジャー昇格したが、右肩痛で4月20日(同21日)に負傷者リストへ。その後はマイナー調整となり、6日(同7日)に負傷者リストに入っていた。今季は3試合登板して0勝1敗、防御率1.35。
後半戦に入り、中継ぎ右腕ジョー・ケリー、この日はエース右腕タイラー・グラスノーが復帰するなど負傷者が徐々に戦列に戻りつつある。それでも、現時点で13人(投手11人、野手2人)が負傷者リスト入りしている。最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」は「ドジャース投手陣の負傷が増え続けている。トミー・ジョン手術は通常復帰まで12-16か月かかるので、最短でも復帰は2025年シーズン終盤となる。2026年シーズンまで(復帰が遅れる)可能性がある」と指摘した。
最速99マイル(約158.4キロ)を誇る剛速球を持ち、MLB公式サイトの若手有望株ランキングでは球団5位に入る。トレード・ルーマーズは「才能豊かな投手だが、プロではシーズン100イニングを投げたことがない。来年5月に27歳になるので、復帰する2025年シーズン終盤か2026年シーズン序盤には、プロスペクトとしては年齢がいっていることになる。しかし、才能がある投手なので、ドジャース(あるいは他球団)は将来を見据えて40人枠に抱え続けるだろう」と見通しを伝えた。
(Full-Count編集部)