大谷翔平の幻の250号…特大飛球にCY賞左腕ヒヤリ 復帰登板第1球で冷や汗「集中しないと」

ドジャース戦に登板したジャイアンツのロビー・レイ【写真:ロイター】
ドジャース戦に登板したジャイアンツのロビー・レイ【写真:ロイター】

TJ手術から復帰…初回先頭で大谷に打たれた左飛は30球場中13球場でHR

【MLB】ジャイアンツ 8ー3 ドジャース(日本時間25日・ロサンゼルス)

 大谷翔平投手の大飛球で気が引き締まった。2021年のサイ・ヤング賞左腕ロビー・レイ投手は24日(日本時間25日)、今季初登板となった敵地・ドジャース戦で5回を無安打1失点。初回先頭の大谷に初球を左翼ウォーニングゾーンまで運ばれ「集中しないといけないと感じたよ」と振り返る。

 昨年受けたトミー・ジョン手術から復帰後初登板。「1番・指名打者」で出場していた大谷との対戦はすぐに回ってきた。真ん中低めに投じた初球の94.4マイル(約151.9キロ)のフォーシームを弾き返された。

 飛距離351フィート(約107.0メートル)の大飛球。左翼のコンフォートがキャッチしたが、MLB公式サイトのデータサイト「ベースボール・サバント」によるとMLBの30球場中13球場で本塁打になる当たりだった。日米通算250号とはならなかった。

 初回は4四死球で1失点を献上したが、2回以降は走者を1人も出さず。大谷から2つの空振り三振を奪った。「彼は素晴らしい打者だ」「(大谷相手には)低めに投げて、ベストの投球をしたよ」と顔を緩ませた。

(川村虎大 / Kodai Kawamura)

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