大谷翔平“封じ”に敵地実況ニンマリ「8ですよ!」 試合そっちのけで止まらぬ笑み
大谷翔平はジャイアンツとの4連戦で12打数2安打、8奪三振を喫している
【MLB】ジャイアンツ 8ー3 ドジャース(日本時間25日・ロサンゼルス)
ドジャースは22日(日本時間23日)から24日(同25日)までの本拠地での宿敵、ジャイアンツとの4連戦を2勝1敗でカード勝ち越しは決めた。しかし大谷翔平投手はこの3連戦で12打数2安打、本塁打なしの3打点。8三振を喫して抑え込まれた。24日(同25日)の試合中には敵地放送局は「オオタニから8三振を奪っています」としてやったりの“ニンマリ”だった。
大谷はこの日、4打数無安打3三振。先発した元サイ・ヤング賞左腕のロビー・レイから2つ、4番手エリック・ミラー投手からは見逃し三振を奪われた。
ジャイアンツの地元放送局「NBCスポーツ・ベイエリア」は同日の放送で、解説のマイク・クルーコウ氏が「対戦すると分かっていたマッチアップです。なぜならミラーはオオタニと4度対戦して、4三振を奪っているからです。つまりジャイアンツとドジャースが対戦する度に、毎回オオタニはミラーと対戦するのです」と意気揚々と語った。
さらに「こうやって評価を築き上げることができるのです。剛腕のミラーは90マイル(約144.8キロ)台の速球に、チェンジアップとカーブを織り交ぜます。(今シリーズから)左打者にチェンジアップを投げ始めたのです」と解説した。さらに「(チェンジアップに)オオタニは驚いていましたね」と嬉しそうに語った。
8回にこの4連戦で大谷から8個目の三振を奪った際には、デュエイン・クイパー氏は「ジャイアンツは今シリーズ、オオタニから8三振を奪っています」と興奮した様子。そして「8ですよ!」と改めて強調した。
封じ込めて敵軍が歓喜する存在でもある大谷。それだけ警戒されているという証拠だ。次回の対戦で打って黙らせるしかない。
(Full-Count編集部)