新人王レース“猛追”の23歳 8試合連続QS…規定到達間近で「獲りにいこうぜ」
ハム・金村尚真が規定投球回到達に迫っている
日本ハムの2年目、金村尚真投手がここまで20試合に登板し、81回を投げ4勝4敗、防御率2.11と躍動している。規定投球回まで残り6イニング。西武のルーキー、武内夏暉投手の“1強”かと思われていたパ・リーグの新人王争いで、一気に“対抗馬”としてファンから「まだ可能性ある」などと期待の声があがっている。
今季は150キロを超える直球と多彩な変化球を武器に中継ぎでスタート。10試合に登板して防御率0.63と好成績を残していた。5月8日のソフトバンク戦から先発に回ると10試合の先発で3勝4敗ながら防御率2.43の安定ぶりを発揮している。8試合連続でクオリティスタート(QS)を継続している。
ルーキーイヤーの昨季、4月に右肩痛で長期離脱したが、9月に復帰して最終的に4登板で2勝0敗、防御率1.80を記録。投球回は25イニングで新人王の資格を残していた。
新人王といえば、西武のドラフト1位左腕、武内が11試合で5勝2敗、防御率1.70という成績を残しており、最有力候補ともされている。武内は11試合の登板で、投球回数は79回1/3。防御率を除けば金村の数字と遜色ないのが現状だ。
登板ごとに存在感を増している23歳右腕にファンからは「一騎打ち」「可能性が充分にある」「安心して観てられる」「ズバズバ決める制球力」「新人王に相応しい」「まだ諦めていない」「獲りにいこうぜ」「史上最高レベルの新人王争い」「いけるんじゃね?」と両雄の争いに注目するコメントが相次いでいる。
(Full-Count編集部)