兄弟揃って大谷翔平の“餌食”…偶然にしては出来すぎ? 31号で判明した珍事実
大谷の今季1号はテイラー・ロジャースから放った
【MLB】ドジャース 6ー4 ジャイアンツ(日本時間26日・ロサンゼルス)
節目の一発で“偶然の一致”が生まれた。ドジャース・大谷翔平投手は25日(日本時間26日)、本拠地で行われたジャイアンツ戦に「1番・指名打者」で先発出場し、8回に31号ソロを放った。これで日米通算250号を達成した。そして、今季生まれたメモリアル弾には“兄弟”が関わっていた。
1点を勝ち越した直後の8回1死、アンダースローのロジャースの球を強振。右翼ポールを切れるかのような高々と舞い上がった打球だったが、見事にフェアゾーンに残り右翼席へ着弾。飛距離360フィート(約109.7メートル)、打球速度112.6マイル(約181.2キロ)、角度46度の一撃だった。
これでブレーブスのマルセル・オズナ外野手に3本差をつけ、ナ・リーグ本塁打王争いで大きなリードを保った。打率.312もリーグ1位、74打点もオズナに6差と3冠王も射程圏に捉えている。もっとも、シーズン序盤はややスロースタートだった。
初アーチが生まれたのは開幕9試合目、実に41打席を擁した。奇しくも、今季&ドジャース移籍1号が生まれたのは同じくジャイアンツ戦。そして相手は“同じ”ロジャースだった。もっとも、この日打った「タイラー・ロジャース」ではなく「テイラー・ロジャース」。両者は双子で、兄がテイラー、弟がタイラー。大谷はドジャース1号、日米通算250号という節目の一発をロジャース兄弟から放ったことになる。
双子メジャーリーガーはロジャース兄弟で史上10組目。その“希少”な相手に、同じシーズンで“メモリアル”な一発を放つこともかなりの確率の低さだろう。“持ってる男”大谷らしいミラクルと言えるかもしれない。
(Full-Count編集部)