昨年出場ゼロ→無双の.414が「神」 止まらぬバット…ロッテ26歳は「推してて誇らしい」
ロッテ・高部が3回に2点打を放った
■楽天 ー ロッテ(27日・楽天モバイルパーク)
ロッテの5年目・高部瑛斗外野手のバットが止まらない。27日に楽天モバイルパークで行われた楽天戦に「7番・中堅」で先発出場すると、3回の第2打席で2点適時打を放った。この時点で得点圏打率.414(29打数12安打)とし「天才か!?」などとファンから絶賛されている。
第1打席は見逃し三振に倒れたが、2-0でリードした3回2死満塁で迎えた第2打席だった。楽天のコディ・ポンセ投手から一、二間を破る2点右前打を放ち、打点を稼いだ。今季は5月18日の日本ハム戦(ZOZOマリン)で1軍昇格。勝負強い打撃を発揮し、この時点で得点圏打率は29打数12安打の.414とした。第3打席は三振に終わったが打率.339としている。
2019年ドラフト3位で国士舘大から入団。2022年に44盗塁でタイトルを獲得したが、昨年は右肩肉離れ、右肩甲下筋損傷など怪我が相次ぎ、1軍出場機会はなかった。
「パーソル パ・リーグTV」が適時打の動画を投稿。SNS上には「神」「俺たちの高部」「人としてかっこいいからね」「経験の賜物」「推してて誇らしいよ」「本当に素晴らしい」といったコメントが相次いでいた。