ド軍移籍の剛腕コペック「ワクワク感」 強豪チーム合流を心待ち、惨敗Wソックスには感謝

ドジャースが獲得したマイケル・コペック【写真:ロイター】
ドジャースが獲得したマイケル・コペック【写真:ロイター】

「新たなスタートにワクワク感もある。強いチームが欲しがってくれている」

 ホワイトソックスからドジャース移籍が決まったマイケル・コペック投手は29日(日本時間30日)、トレード移籍への思いを語った。報道陣の取材に応じ、「複雑な気持ちだよ。新たなスタートにワクワク感もある。強いチームが僕を欲しがってくれている」と話した。地元メディア「WGNTV」のケイトリン・シャーキーさんら米複数メディアが伝えた。

 コペックは2014年ドラフト1巡目追補(全体33位)でレッドソックス入り。2016年オフにクリス・セール投手とのトレードでホワイソックス入りし、2018年にメジャーデビューした。100マイル(約161キロ)を超える剛速球が武器で、2021年に44登板で防御率3.50。今季は43登板で2勝8敗9セーブ、防御率4.74だった。

 ホワイトソックスは序盤から地区最下位に沈み、シーズン100敗を超えるペースだった。コペックはトレード候補と噂されていたが、「それについて発言したりせず、自分がやらないといけないことは野球をするだけだった」。2018年にデビューし、右肘のトミー・ジョン手術を乗り越えて通算146試合に登板した。「若手としてここにやってきて、今では家族もいる。ここで過ごした時間に感謝しているよ」と感謝の言葉を口にしていた。

(Full-Count編集部)

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