大谷翔平、捉えた“歴代最強” 肉薄する「0.9」…衝撃数値に日米騒然「しかもリハビリ中」
指名打者の歴代最高WARはエドガーの7.0
“一刀流”で新たな歴史を築き上げそうだ。ドジャース・大谷翔平投手は28日(日本時間29日)の試合を終えた時点で、勝利貢献度WARは6.1をマーク。フルタイムのDHでの歴代最高記録を更新する勢いだ。
米データサイト「ベースボール・リファレンス」が「2024年のナ・リーグ野手WARトップ」として4選手を紹介。フランシスコ・リンドーア内野手(メッツ)が4.5で4位、マット・チャップマン内野手(ジャイアンツ)が4.7で3位、ケテル・マルテ内野手(ダイヤモンドバックス)が5.3で2位。そして堂々のトップに立つのが、6.1をマークしている大谷だ。
今季は右肘手術の影響で打者専念のシーズンながら、ここまでリーグ1位の打率.314、32本塁打、OPS1.043をマーク。76打点はブレーブスのマルセル・オズナ外野手に6差の2位につけ、メジャー12年ぶりの3冠王の偉業も視界に捉えている。
この投稿を見た日米ファンも衝撃だ。「二刀流ではなく、リハビリ中の投手/DHがナ・リーグの指名打者WARトップとはね(恐怖で叫ぶ絵文字)」「これで守備をしてたらどうなるんだ あまりにも凄すぎる。しかもリハビリ中で、制限を掛けてるって?」「一度も守備をしていない選手が最も高いWAR。彼がMVPだ」「ショウヘイ、これは普通じゃないぞ(苦笑い)」などとの声が寄せられた。
また、65%以上をDHで出場した選手の歴代最高は、1995年にエドガー・マルティネスが記録した「7.0」。チームはまだ55試合を残しながら、すでに0.9差まで接近しており、更新も大いに現実味がある。果たして今季、どれだけ偉大な記録を作り上げるのだろうか。
(Full-Count編集部)