7月なのに…ソフトバンクに優勝マジック「42」点灯 小久保監督は冷静沈着「禁句です」
楽天に10得点で大勝…後半戦負けなし5連勝で早くもM点灯
■ソフトバンク 10ー1 楽天(30日・楽天モバイルパーク)
ソフトバンクは30日、楽天モバイルパークで行われた楽天戦に10-1で快勝。後半戦負けなしの5連勝で、今季59勝29敗、3引き分けの貯金30に。パ・リーグで唯一自力優勝の可能性を残していた日本ハムがオリックス戦に3-3で引き分けたことで、ソフトバンクに「42」が点灯した。
この日もソフトバンクは強かった。先発のリバン・モイネロ投手は7回2死まで無安打投球。打線も初回に本塁打キングを独走する山川穂高内野手の17号3ランで先制。山川は8回にもダメ押し2ランを放った。
試合後に取材対応した小久保裕紀監督は「いや、マジックって言ったって、まだ大概があるでしょう。禁句です。あなた方がそれを喋るのは禁句にしてください」と報道陣に語るなど、冷静さを貫いた。
今季は開幕から圧倒的な強さを発揮。交流戦期間中には中心選手の柳田悠岐外野手が怪我で離脱したが、厚い選手層で他球団を寄せ付けない戦いが続いている。
7月中の優勝マジック点灯は異例。もちろん12球団で最速だ。今季は小久保監督のもと2020年以来、4年ぶりのリーグ優勝を目指して戦っている。
(Full-Count編集部)