ド軍指揮官「勝たなければいけなかった」 同地区に痛恨…8度目サヨナラ負けに落胆
9回にトライネンが痛恨の2被弾で同点に「速度が出ていない」
【MLB】パドレス 6ー5 ドジャース(日本時間31日・サンディエゴ)
大谷翔平、山本由伸両投手の所属するドジャースは30日(日本時間31日)、敵地・パドレス戦で延長10回に逆転サヨナラ負けを喫した。2点リードの9回にブレイク・トライネン投手がマチャド、メリルにソロを浴び同点に。試合後、デーブ・ロバーツ監督は「この試合は痛恨だ。この試合は勝たなければいけなかった」とやつれた表情で話した。
初回に5点を先制したが、じわじわと追い上げられた。2点リードの9回に登板したトライネンが先頭のマチャドに左翼席へこの日2本目となる豪快なソロ。1死を奪ったが今度はメリルに右翼席に運ばれた。延長10回には1死満塁でべシアがソラーノにサヨナラ打を浴びた。
27日(同28日)のアストロズ戦でも同点の9回にトライネンがブレグマンにサヨナラ弾を献上。ロバーツ監督は「(以前と)同じ速度がでていない。ヒューストンでの登板を除いたら、彼は7月に失点を許していなかった。とてもいい投球をしていた。直近の2試合だけだ。でも、痛恨だ」と肩を落とした。
チームは今季8度目。今月に入り4度目のサヨナラ負け。地区2位のパドレスには5.5ゲーム差にまで迫られた。「(パドレスとの2連戦終了後)オフがあるけど、彼らは投げ抜かないといけない。可能な投手を起用する」と声を振り絞った。
(川村虎大 / Kodai Kawamura)