大谷翔平、日本人初の「30-30」　日米通じ初の1試合3盗塁＆41度目マルチ…ド軍大勝

敵地・アスレチックス戦に「1番・指名打者」で出場…自身初の1試合3盗塁

【MLB】ドジャース 10ー1 アスレチックス（日本時間4日・オークランド）

　ドジャースの大谷翔平投手は3日（日本時間4日）、敵地・アスレチックス戦に「1番・指名打者」で出場し、4打数2安打1四球3盗塁だった。メジャー最速で30本塁打＆30盗塁を達成。チームは先発フラハティが移籍後初勝利。チームの連敗を3でストップした。

　大谷は初回先頭の第1打席で四球で出塁。今季29個目となる二盗を決めた。3回1死の第2打席は空振り三振。5回2死の第3打席は二塁強襲の安打で出塁した。7回1死の第4打席は3ボール1ストライクからの5球目。外角の球に大谷は四球を確信して一塁へ歩きかけたが判定はストライク。フルカウントで見逃し三振に倒れた。

　9回先頭の第5打席では中前打。2022年に並び自己最多タイ41度目のマルチ安打を記録した。すぐさま二盗に成功し、日本人4人目の30盗塁。さらに三盗も成功させ、移籍後初の1試合3盗塁となった。9回2死一塁でこの回2度目の打席では三振に倒れた。打率.309、OPS1.027。

　30本塁打＆30盗塁は日本人初。球団ではラウル・モンデシー（1997年、1999年）、マット・ケンプ（2011年）に続いて3人目の偉業だった。敵地にも関わらずMVPコールが沸き起こった。　

　敵地・オークランドには多くのドジャースファンが詰めかけ、今季最多となる3万5207人を記録した。チームはフラハティが移籍後初登板。初回に無死一、二塁、6回に無死満塁のピンチをいずれも無失点に抑えた。3回2死二、三塁でラックスの左前適時打で2点を先制。7回にも2点、9回にも6点を追加し、連敗を3でストップした。

（Full-Count編集部）