元HR王の発言が炎上「あり得ねえよ」 米ファン疑問、伸びぬ本数に“満足”で物議

メッツのピート・アロンソ【写真:ロイター】
メッツのピート・アロンソ【写真:ロイター】

メッツ・アロンソが“反論”気味に回答

 メッツのピート・アロンソ内野手の“発言”にファンが物議を醸している。5日(日本時間6日)に敵地で行われたカージナルス戦の前に、地元メディアらがアロンソに取材を行い、地元放送局「SNY」がこの様子をX(旧ツイッター)に投稿。チームはワイルドカード争いを展開し奮闘している中、通算215発の大砲は本調子ではないのではとの質問に対し、持論を展開した。

 記者が「記録している数字(スタッツ)がいつも(普段のシーズン)と違います。まだ完全に本調子ではないことに関して思い当たる理由はありますか?」と問いかけると、アロンソは「今いる状況としては(今季は)40本近いホームランを打てるペースで、今年はオールスターにも出場した。自分を責めたりイライラしたりしても無駄。シーズンの最後に勝てる野球ができるのが本当に楽しみだ。ここまでの成果に満足している」と“反論”気味に答えた。

 この発言を知ったファンは「これは最悪の発言」「こんなこと言うなんて、あり得ねえよ」「アーロン・ジャッジは君みたいな話し方は絶対にしないよ。『僕は60本塁打ペースだ、オールスターにも出たから成長する必要なんてない』とかね」などの反応を示した。アロンソの才能を知る地元ファンなだけに、現状に関して本人が明かした心境に厳しい意見が並んだ。

 さらには「いい加減にしろよ、ピート。大事なのは君の(個人的な)功績ではない」「メッツの他の選手が明らかに(球宴に)行くべきだったのに、俺がオールスターだと言うのはかなり無神経」「球宴やHRダービーは(チームの)勝利に全く関係がない」「過去に私が好きだったのと同じ選手だなんて、信じられない」などの声が相次いだ。

 29歳のアロンソは今季ここまで111試合に出場して打率.241、23本塁打、59打点の成績を残している。デビューイヤーの2019年には53発で本塁打王に輝き、120打点も記録し新人王も受賞した。昨季は46本塁打118打点、2022年には40本塁打131打点としているだけに、今季の成績は本来の実力を考慮するとやや物足りなさが残る。大砲への期待は常に高いだけに、本領発揮できるかに注目が集まる。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY