大谷翔平の“踏み忘れ”を指揮官が指摘「何回かあったよね」 一撃にご機嫌「安心したよ」

試合後の取材に応じたドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:川村虎大】
試合後の取材に応じたドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:川村虎大】

ロバーツ監督、大谷は「もしかしたら(一塁ベースが)好きなのかも」

【MLB】ドジャース 5ー3 フィリーズ(日本時間6日・ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、本拠地・フィリーズ戦に「1番・指名打者」で出場し、34号を放つなど、3打数2安打2打点1盗塁の活躍を見せた。チームは前回対戦で同一カード3連敗を喫したフィリーズ相手に5-3で競り勝ち、3連勝。試合後、デーブ・ロバーツ監督は「大きな一撃だった」とたたえた。

 大谷は一塁ベースを回ったあと、慌てて戻り、一塁ベースを踏み直してからダイヤモンドを一周した。指揮官は「もしかしたら(一塁ベースが)好きなのかもしれない。フェンスを越えるかわからなかったんだと思う。でも、何回か(同じことが)あったよね。一塁ベースを踏んでくれて、安心したよ」と笑った。

 4-3の8回に迎えた第4打席で、大谷は打球初速は107.4マイル(約172.8キロ)、飛距離は384フィート(約117メートル)の打球をかっ飛ばした。中堅手が捕球すると思われた打球は、そのまま左中間フェンスをギリギリで越えた。打球はそのままスタンドで跳ね返ってグラウンドへ戻った。

 大谷はボールが外野芝生に戻ったのを見て、慌てて一塁へ戻った。今度こそ一塁ベースをしっかりと踏み直してからダイヤモンドを回り、歓声に包まれていた。

(Full-Count編集部)

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