大谷翔平、逆方向への34号に実況も驚き「アハハハ」…ベース踏み直しに「いいもの見た」

34号を放ったドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
34号を放ったドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

大谷翔平はフィリーズ戦で34号を放った

【MLB】ドジャース 5ー3 フィリーズ(日本時間6日・ロサンゼルス)

 ドジャース・大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、本拠地・フィリーズ戦に「1番・指名打者」で出場し、8回の第4打席で3試合ぶりとなる34号を放った。高い放物線での豪快アーチに実況も「アハハハハ、いいもの見た」など笑うしかなかった。

 4-3の8回に迎えた第4打席で、大谷は打球初速は107.4マイル(約172.8キロ)、飛距離は384フィート(約117メートル)の打球をかっ飛ばした。打球角度37度の大飛球だった。

 相手中堅手は捕球体勢に入っていたが、そのままジワジワとフェンスまで下がっていき、打球は中堅左のフェンスを越えた。ボールは外野席で跳ねて、外野芝のフェアゾーンに戻ってきた。

 一塁を回った大谷は一塁ベースを踏み忘れたのか、打球がフェンスを越えなかったと思ったのか、一塁を回ったところで慌ててUターン。一塁ベースをしっかりと踏み直してからダイヤモンドを一周した。

“大谷劇場”にドジャース放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」の実況、ジョー・デービス氏「アハハハハ、いいもの見た」と笑うしかなかった。またフィリーズ地元放送局「NBCスポーツ・フィラデルフィア」の実況のトム・マッカーシー氏は「オオタニは(ベースを)踏み忘れたとは思いません」と伝えると、解説でフィリーズの元GMのルーベン・アマロJr.氏も「そうですね。踏み忘れたわけではなかったです。念のためって感じでした」と分析していた。

(Full-Count編集部)

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