大谷翔平は「何度も得点圏を潰した」 三塁打も“不満”…地元記者の辛辣指摘
今季5本目の三塁打を放つも…得点機ですべて凡退
【MLB】ドジャース 6ー5 パイレーツ(日本時間12日・ロサンゼルス)
ドジャース・大谷翔平投手は11日(日本時間12日)、本拠地・パイレーツ戦に「1番・指名打者」で出場。第4打席で三塁打を放つチャンスメークを見せたが、米記者からは「何度も得点圏を潰した」と非難の声も上がっている。
大谷は試合前時点で今季打率.300、35本塁打、OPS1.005を記録。首位打者と本塁王レースでは一時トップを独走していたが、後半戦は打率.221、6本塁打と当たりが止まり、その間にライバルが猛追してきた。この日も最初の3打席で凡退し、第2打席は1死二、三塁で中飛、4回の第3打席も1死二、三塁で一ゴと得点機で結果を残せなった。
第4打席では、7月13日(同14日)の敵地タイガース戦以来となる今季5本目の三塁打を記録したが、同点に追い付かれた8回の第5打席では、1死二塁で邪飛に倒れ、またも得点機で凡退。地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」のドジャース番ジャック・ハリス記者氏も自身のX(旧ツイッター)で思わず“苦言”を呈した。
「オオタニは先ほど三塁打を放った。しかし、得点圏では何度も凡退してチャンスを潰した。彼は直近12試合で打率.143(49打数7安打)だ」
今季は開幕から好機で凡退する場面が目立ち、試合前の時点で得点圏では打率.240、2本塁打、OPS.717とシーズン成績とは大きな乖離が見られる。地区優勝は最低ライン、狙うは世界一のみという名門ドジャースだけに、大事な場面で結果を残すのが求められているようだ。大谷は延長10回も得点機で凡退したが、チームはテオスカー・ヘルナンデス外野手の適時打でサヨナラ勝ちを収めている。
(Full-Count編集部)