大谷翔平のMVPは“確定的” ジャッジと2人で獲得…米メディアが選出を言い切る理由
米司会者「MVPレースはもう閉め切っていいでしょうね」
ドジャースの大谷翔平投手が今季「MVP」を獲得する可能性が高いと米メディアが報じている。米スポーツ局「ESPN」の番組「Baseball Tonight」では「ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が60本打つか、大谷翔平が40本塁打、40盗塁を達成するか」と白熱した議論を繰り広げている。
ESPNのティム・カークジャン記者は42本塁打を放っているジャッジについて「60本塁打には届かないだろう」と推測している。「後半戦に入って26四球、うち7敬遠。この傾向は止まらない。彼は良すぎる。彼と勝負はできない。ジャッジが(60本塁打に到達)できることに私は疑問を抱くことはないがあと18本。それに届くほど勝負してもらえないと思う」と見解を示した。
司会を務めるケビン・コナース氏は大谷について「今週35本塁打、30盗塁を達成した。40−40は行くか?」とカークジャン記者に投げかけた。すると、同記者は「行く。彼は35−30に最速。つまり最も少ない試合数で届いた選手だ。彼は40−40に届くと思う。40本打つことは間違いない。そして彼は40盗塁する。考えても見てください。この男はとても良い投手だ。それが年間40−40を狙っている。これは、ショウヘイ・オオタニがどんな選手かを一言で表している」とした。
コナース氏は「ナ・リーグMVP(は大谷)。そしてア・リーグMVPはジャッジ。MVPレースはもう閉め切っていいでしょうね」と笑っていた。大谷は今季はここまで115試合に出場して打率.298、35本塁打、83打点、OPSは1.001を記録し、32盗塁を決めている。DHで史上初のMVP獲得まで、懸命に進んでいく。
(Full-Count編集部)