復活登板で打者圧倒「最強左腕」 復活した虎のエース…当たらぬ魔球「エグすぎます」
高橋遥人が2021年以来の1軍マウンド
阪神の高橋遥人投手が11日、京セラドームで行われた広島戦で1009日ぶりに先発し、今季初勝利を挙げた。ボールのキレは以前と遜色なく、初回に3三振を奪うなど5回無失点。ファンも「ストレートが唸ってる」「最強左腕が阪神に復活」と大盛り上がりだ。
初回、1番の中村奨は鋭く落ちるツーシームで空振り三振。野間もツーシームで見逃し三振とし、小園には安打を許したが、末包は内角直球で空振り三振に仕留めた。その後も得点は許さず、5回89球7安打2四球で降板。1025日ぶりとなる勝利をマークした。
高橋は2017年ドラフト2位で阪神に入団。2021年には7試合で防御率1.65のこうとを見せていたが、左肩のコンディショニング不良など怪我に見舞われ、2022年には左肘のトミー・ジョン手術を受けた。2023年オフからはリハビリに専念するため、育成選手契約に切り替わっていた。
復活を待ちわびていたファンは、X(旧ツイッター)で「遥人いいボールだ」「これぞ遥人のピッチングでえぐ過ぎます」「まじで奪三振能力エグイな。健康なら球界ナンバーワン左腕間違いないやろ」「おかえり遥人!」「本来圧倒的なレベルの投手」「泣いてしまう」「巨人ファンだけど、こりゃ打てない……」なとコメントしていた。