大谷翔平の36号に指揮官唖然「本当に感心する」 脳裏に浮かび上がった“伝説の打者”
大谷が左中間へ129メートルの36号…ロバーツ監督も仰天
【MLB】ドジャース 5ー2 ブルワーズ(日本時間13日・ミルウォーキー)
ドジャースの大谷翔平投手は12日(日本時間13日)の敵地・ブルワーズ戦でナ・リーグ単独トップとなる3試合ぶりの36号2ランを放った。左中間に叩き込んだ飛距離424フィート(約129メートル)の豪快弾に、デーブ・ロバーツ監督も驚嘆。伝説の打者を思い起こしたという。
大谷は2点リードの5回無死一塁で、右腕ペラルタの93.2マイル(約150キロ)を捉えて左中間に叩き込んだ。打球速度107マイル(約172キロ)、飛距離424フィート(約129メートル)。カウント3-0から、見逃せばボールの外角球を捉えた。
逆方向への豪快弾に、指揮官も唖然。「プレーオフで(右打者のヤシエル・)プイグがあの辺りに打ったことは覚えているけど、左打者のショウヘイが打ったことは本当に感心している」と褒め称えた。さらに「(ドジャースの左打者では)思い出せないが、プリンス・フィルダーが打った動画なら出てくるだろう」と伝説の左打者の名前を挙げた。
現在40歳のプリンス・フィルダーの父は元阪神のセシル・フィルダー。2005年からブルワーズなどで2016年までメジャーでプレー。身長180センチ、体重124キロの巨体からメジャー通算319本塁打を放った。2007年に本塁打王、シルバースラッガー賞を3度受賞した。左中間の奥深くに叩き込んだ大谷の一振りに伝説の打者を思い起こしたようだ。
(Full-Count編集部)