大谷ファンの息子に最高のサプライズ 帰宅直後のHRキャッチに「興奮していた」

大谷翔平の37号をキャッチしたリー・クレジンスキーさん【写真:川村虎大】
大谷翔平の37号をキャッチしたリー・クレジンスキーさん【写真:川村虎大】

大谷の37号キャッチ…クレジンスキーさんはブルワーズが「オール・マイ・ライフ」

【MLB】ドジャース 7ー2 ブルワーズ(日本時間14日・ミルウォーキー)

 息子への最高のプレゼントとなった。ドジャースの大谷翔平投手は13日(日本時間14日)、敵地・ブルワーズ戦で2戦連発37号ソロを放った。キャッチしたリー・クレジンスキーさんはブルワーズを「オール・マイ・ライフ」というほどのファンだが、息子が大の大谷ファン。「とてもエキサイティングな気分です」と喜んだ。

 弾丸のような一発は、3回の第2打席だった。元ソフトバンクのコリン・レイ投手の88.2マイル(約141.9キロ)の甘く入ったスプリットを完璧に捉えた。右翼手が一歩も動かず、2階席に着弾した。

 右翼で見ていたクレジンスキーさんはミルウォーキー南部在住で年に20~30試合ほど観戦しているという。この日、家族で一緒に見に来ていたが、息子は野球の試合があるため、一足先に帰宅していた。直後に大谷が本塁打。本塁打の球をキャッチしたことを報告すると「彼はとても興奮していました」と笑顔を見せた。

 クレンジスキーさん自身は過去にクリスチャン・イエリッチ外野手ら複数選手の本塁打ボールをキャッチしていると明かす。中でもカル・リプケンJr.(元オリオールズ)の300号をキャッチ。試合後にクラブハウスで会うことができ、リプケンJr.からボールをサイン入りバットと交換してもらったという。「彼は本当にナイスガイでした」と懐かしそうに振り返る。

 息子への最高のサプライズ。ボールは家に飾るという。「歴代最高の選手の1人です。彼は歴史に残るでしょう。だから、このボールをキャッチできて非常に興奮しています」と笑顔を見せた。「いつもはサインをお願いするのですが、ショウヘイにサインを貰うのはとても難しそうですね」と笑った。

(川村虎大 / Kodai Kawamura)

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